フロアコーティングを検討するときに、気になるのが「どのくらい費用がかかるのか」という点ではないでしょうか。
フロアコーティングの費用は、施工する床の面積だけでなく、ガラス・UV・シリコンなどのコーティングの種類や床の状態、施工内容によっても変わります。そのため、表示されている価格だけを見て比較すると、実際の見積もりとの違いに戸惑うことがあります。
特に新築マンションや新築戸建てでは、入居前に施工するケースが多いため、引越しや家具・家電の搬入スケジュールも考えながら、早めに費用を確認しておくことが大切です。
この記事では、フロアコーティングの費用相場を考えるときのポイントや、ガラス・UV・シリコンコーティングの価格の違い、見積もりを確認するときの注意点について分かりやすく解説します。
フロアコーティングの費用相場はどのくらい?
フロアコーティングの費用は、すべての住宅で一律ではありません。
同じ間取りでも、実際に施工する床の面積やコーティングの種類、床材の状態などによって見積金額は変わります。
そのため、「○LDKなら必ず○万円」と考えるのではなく、施工面積・コーティングの種類・施工条件を確認したうえで比較することがポイントです。
費用は施工面積によって変わる
フロアコーティングの費用を左右する大きな要素のひとつが、施工する床の面積です。
リビング・ダイニングだけを施工する場合と、廊下や洋室まで含めて施工する場合では、施工面積が異なるため費用も変わります。
見積もりを依頼するときは、単に「3LDK」などの間取りだけを伝えるのではなく、どの部屋までコーティングしたいのかを決めておくと、より具体的な金額を確認しやすくなります。
コーティングの種類によって価格が変わる
フロアコーティングには、ガラスコーティング・UVコーティング・シリコンコーティングなど複数の種類があります。
それぞれ使用するコーティング剤や施工方法、仕上がりなどが異なるため、価格にも違いがあります。
価格だけで種類を決めるのではなく、光沢感・滑りにくさ・床材との相性・お手入れのしやすさなども含めて比較することが大切です。
新築と入居済み住宅で費用が変わることもある
入居済みの住宅では、施工前に家具の移動や床の状態に応じた下地処理などが必要になる場合があります。
一方、新築住宅の入居前であれば、家具や家電が搬入されていない状態で施工できるため、施工準備を進めやすいのが特徴です。
ただし、必要な作業は床の状態や施工会社によって異なります。見積もりの際には、基本料金に含まれる作業と、別途費用になる可能性がある作業を確認しておきましょう。
ガラス・UV・シリコンコーティングの費用と特徴

フロアコーティングは、選ぶ種類によって価格だけでなく、仕上がりや特徴も異なります。
インテリアオプション相談では、ガラス・UV・シリコンの3種類を取り扱っており、現在の掲載価格は以下のとおりです。価格はいずれも税込・下処理を含む価格です。
| 種類 | 60㎡まで | 90㎡まで | 主な仕上がり・特徴 |
|---|---|---|---|
| ガラスコーティング | 155,000円 | 192,000円 | 自然な艶・マットな仕上がり |
| UVコーティング | 198,000円 | 266,000円 | 高光沢・高級感のある仕上がり |
| シリコンコーティング | 155,000円 | 192,000円 | 高い防滑性・光沢のある仕上がり |
※価格は2026年9月現在のインテリアオプション相談の掲載価格です。最新の料金はフロアコーティング料金ページをご確認ください。
ガラスコーティングの費用と特徴
ガラスコーティングは、60㎡まで155,000円、90㎡まで192,000円(税込)です。
強い光沢を出すのではなく、フローリング本来の質感を活かした自然な仕上がりが特徴です。
フロアコーティングは傷を完全に防ぐものではありませんが、日常生活で生じる汚れや摩耗、水分などによる床へのダメージを軽減し、美しい状態を維持しやすくなります。
UVコーティングの費用と特徴
UVコーティングは、60㎡まで198,000円、90㎡まで266,000円(税込)です。
3種類の中でも光沢感が強く、床に高級感を出したい場合に適しています。また、紫外線を照射して塗膜を硬化させる施工方法で、公式ページでは施工当日に入居や家具の搬入が可能と案内しています。
「床にしっかりとした光沢がほしい」「明るく華やかな雰囲気にしたい」という方に向いています。
シリコンコーティングの費用と特徴
シリコンコーティングは、60㎡まで155,000円、90㎡まで192,000円(税込)です。
特徴は高い防滑性です。程よいグリップ感があり、小さなお子様や高齢の方、ペットがいるご家庭など、滑りにくさを重視したい場合に選択肢になります。仕上がりは光沢感のあるタイプです。
「60㎡」はマンションの延床面積ではないので注意
フロアコーティングの「60㎡まで」「90㎡まで」という表記は、マンションの図面に記載されている延床面積そのものではありません。
キッチンやトイレなど、フロアコーティングを施工しない部分を除いた、実際に施工可能なフローリング部分の面積を基準にします。インテリアオプション相談では、面積が分からない場合は図面を送ることで無料の平米計算にも対応しています。
フロアコーティングの費用を左右する5つのポイント

フロアコーティングの費用は、コーティングの種類だけで決まるわけではありません。
施工する面積や床の状態、必要な作業などによっても費用が変わる場合があります。見積もりを比較するときは、金額だけでなく「どこまでの作業が含まれているのか」を確認することが大切です。
1.施工する床の面積
フロアコーティングの費用を左右する大きなポイントが施工面積です。
LDKだけを施工する場合と、廊下や洋室まで含めて施工する場合では、施工するフローリングの面積が異なります。
また、先ほど解説したとおり、マンションの専有面積と実際のフロアコーティング施工面積は同じとは限りません。
見積もりを依頼するときは、間取り図を用意して施工希望範囲を伝えると確認しやすくなります。
2.コーティングの種類
ガラス・UV・シリコンなど、選択するフロアコーティングによって料金が異なります。
ただし、単純に価格だけを比較するのではなく、仕上がり・滑りにくさ・床材との相性・希望する使用感なども確認して選ぶことが重要です。
長く使用するものだからこそ、予算と希望する仕上がりの両方から検討しましょう。
3.床材の状態
床の状態によっては、コーティングを施工する前に追加の処理が必要になる場合があります。
特に入居済みの住宅では、汚れや既存のワックスなど、床の状態を確認したうえで施工方法を判断することになります。
そのため、入居後に施工する場合は、現在の床の状態を施工会社に確認してもらったうえで見積もりを取ると安心です。
4.家具の移動や既存ワックスの処理
入居済みの住宅では、施工する床の上に家具や家電が置かれていることがあります。
施工会社や施工条件によっては、家具の移動や既存ワックスの除去などに別途作業が必要になる場合があります。
見積もりを確認するときは、
「家具移動は必要か」「既存ワックスの処理は必要か」「その作業は料金に含まれているか」
まで確認しておくと、後から想定外の費用が発生するリスクを減らせます。
5.追加施工やオプションの有無
フロアコーティングと一緒に、ほかのインテリアオプションを検討するケースもあります。
例えば、水まわりコーティングや光触媒などを同時に依頼する場合は、フロアコーティング単体とは見積金額が異なります。
インテリアオプション相談では複数の施工を組み合わせたセットプランも用意しているため、複数の商品を検討している場合は、単品でそれぞれ依頼した場合とセットプランの両方を確認するとよいでしょう。
見積もりを取るときに確認したいポイント
フロアコーティングの見積もりを比較するときは、合計金額だけを見るのではなく、施工範囲や作業内容、追加料金の条件なども確認することが大切です。
同じような金額に見えても、見積もりに含まれている内容が異なる場合があります。契約後に「この作業は別料金だった」とならないよう、事前に確認しておきましょう。
施工面積と施工範囲
まず確認したいのが、見積もりの対象になっている施工面積と施工範囲です。
LDK・廊下・洋室など、どこからどこまで施工するのかを確認しましょう。
特に間取り図から見積もりを依頼する場合は、施工する部屋と施工しない部分を明確にしておくと、認識の違いを防ぎやすくなります。
見積金額に含まれている作業
表示されている金額に、どこまでの作業が含まれているのかも重要です。
例えば、床の清掃や下処理など、コーティング施工前に必要となる作業があります。
見積書を見るときは、「コーティング料金」だけでなく、施工に必要な作業を含めた総額はいくらになるのかを確認しましょう。
追加料金の条件
見積もりを依頼するときは、追加料金が発生する可能性についても確認しておきましょう。
床の状態や施工条件によって追加作業が必要になるケースもあるため、
「どのような場合に追加料金が発生するのか」
を事前に聞いておくことがポイントです。
最終的な支払金額が分かりやすい見積もりになっているか確認しましょう。
保証内容
フロアコーティングでは、価格だけでなく施工後の保証についても確認しておきたいポイントです。
保証期間だけを見るのではなく、どのようなケースが保証の対象になるのかまで確認しましょう。
また、コーティングの種類によって保証内容が異なる場合もあるため、施工を依頼する前に確認しておくと安心です。
使用するコーティングの種類
見積書には、施工するフロアコーティングの種類が明確に記載されているか確認しましょう。
「フロアコーティング一式」だけではなく、ガラス・UV・シリコンなど、どのコーティングを施工する見積もりなのかを確認することが大切です。
複数の施工会社から見積もりを取る場合も、できるだけ同じ施工範囲・希望条件で比較すると違いが分かりやすくなります。
フロアコーティングは価格だけで選ばないことが大切
フロアコーティングを検討するとき、できるだけ費用を抑えたいと考える方も多いでしょう。
しかし、価格だけで決めてしまうと、施工後に「思っていた仕上がりと違った」「希望していたコーティングではなかった」と感じる可能性があります。
見積もりを比較するときは価格だけでなく、床材との相性・仕上がり・施工内容・保証内容・施工実績なども確認することが大切です。
また、ガラス・UV・シリコンでは仕上がりや特徴が異なります。実際の施工写真やサンプルなどを確認し、自分の希望する床に近いものを選びましょう。
フロアコーティングで後悔しやすい理由や、施工前に確認したいポイントについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
👉 「フロアコーティングで後悔する理由は?失敗しない選び方を解説」
新築なら入居前に見積もりを取るのがおすすめ
新築マンションや新築戸建てでフロアコーティングを検討している場合は、できるだけ早めに見積もりを取っておくのがおすすめです。
特に入居前であれば、家具や家電が搬入されていないため、床全体の施工をスムーズに進めやすくなります。
一般的には、
鍵の引き渡し → フロアコーティング施工 → 乾燥・養生 → 家具・家電の搬入 → 引越し
という流れでスケジュールを組むと分かりやすいでしょう。
ただし、施工後に必要な乾燥・養生時間は、コーティングの種類や施工条件によって異なります。引越し日や家具・家電の搬入日が決まっている場合は、見積もりの段階で施工可能日とあわせて確認しておきましょう。
また、新築マンションの場合は間取り図があれば、入居前でも施工面積を確認しやすくなります。施工したい部屋を伝え、**「どこまで施工するといくらになるのか」**を確認しておくと予算も立てやすくなります。
新築マンションでフロアコーティングを施工するメリット・デメリットについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
👉 「新築マンションにフロアコーティングは必要?メリット・デメリットを解説」
まとめ|フロアコーティングの費用は種類・施工面積・施工内容で変わる
フロアコーティングの費用は、施工する床の面積やコーティングの種類、床の状態、必要な作業などによって変わります。
そのため、単純に価格だけを比較するのではなく、施工範囲・見積もりに含まれる作業・追加料金の条件・保証内容・希望する仕上がりまで確認することが大切です。
また、ガラス・UV・シリコンコーティングでは、それぞれ価格だけでなく仕上がりや特徴も異なります。予算だけで決めるのではなく、床材やライフスタイル、希望する仕上がりに合ったコーティングを選びましょう。
特に新築マンションや新築戸建ての場合は、入居前に施工することで家具や家電がない状態で施工を進めやすくなります。引越し予定が決まったら、早めに見積もりと施工スケジュールを確認しておくと安心です。
インテリアオプション相談では、間取り図から施工面積を確認し、ご希望の施工範囲や仕上がりに合わせてフロアコーティングをご提案しています。
「自宅の場合はいくらになる?」「ガラス・UV・シリコンのどれを選べばいい?」など、気になることがございましたらお気軽にご相談ください。

